【銀杏BOYZ／SION／ダイノジ】 夢のような時間 ～DRF3 AFTER PARTY IN KAWASAKI CLUB CITTA' with 銀杏BOYZ／SION／ダイノジ～

とんだ。
何も考えなかった。

ただただ、ステージの峯田に向かって、メンバーに向かって、
そこにある何かを掴み取ろうとして、必死で手を伸ばし続けた。

何も考えられなかった。
真っ白だった。

銀杏BOYZ in DRF3 CLUB CITTA'。

行ってきましたよ！
ひっさしぶりの銀杏Ｔ着て！

ダイノジ・ロックフェスティバル３ in 川崎CLUB CITTA'。

正直、ダイノジもよく知らないし、
他の出演者もあんまり知らない…。

銀杏見たさにチケットゲットした。

でもさでもさ、ヤラれたよ。
SIONに。

なんつ～か、ものすごいだみ声で、
ギターのBun Matsudaと二人合わせて101才で、
「今日はなんだか若い人が多いみたいですが、悪い人じゃないんでよろしくお願いします。。。」
なんて言いながら、ものすごい、聞かせてくれた。

好きだ。

感じで言うと、斉藤和義が年取ったら、こんな感じかなぁ。
忌野清志郎とかにも、ちょっと通ずるところあるかも。

ゆっくり聴いてみたいな、と思った。

あ、この歌、SIONなんだ。

そしてラス前、ダイノジ。
ビールもいい感じに回ってきて。

最初数曲聴いて、ガソリン（ビール）補給に。
戻ってきて、後ろのほうで、ラスト銀杏に備える。

そしたら急に、開場中が後ろを向いた！
真後ろ、1mくらいのテーブルみたいなところの上に、大地（エアギターのほう）が突然登場！
今まで静かだった開場後方が一気にモッシュゾーンに！

大地はエアギター全開で、まわりの観客もスカに合わせて、踊る！踊る！
しまいにゃ、目の前にいた女の子をテーブル（？）の上に引っ張り上げて、
エアギターを渡す（フリ）！

受け取った女の子が最高だった～！
大地から受け取ったギターをしっかりと首からかけて、
一気に早弾き！そして大地とWエアギター！
受け取った（エア）ギターが目に見えるようだったよ！

盛り上がった～！
そして、ラスト前に銀杏の曲（あれ？なんだったっけな…。）が流れて、
会場は一気にマックスに！

そのまま一気に、銀杏のステージに流れ込んだ。

後はもう、あんま覚えてないんだ。

相変わらずの上半身裸の峯田が、ラストで天を仰ぐようにのけぞってる姿とか、
チン君がよだれだらだらで、しかもそのだらだらよだれを、
ものすごい反動つけて客席に飛ばして、これまたものすごい笑顔だったのとか、
村井君がすげー勢いで観客席にダイヴしてきたのとか、
アビちゃんが、楽しそうにベース弾いてる姿とか。

フラッシュバックのように、場面場面は思い出すんだけど、
後はもう、とにかく身動き取れないくらいのもみくちゃの中で、
汗だくになって、上からはダイバーがバンバン振ってきて、
でも、手を伸ばせば峯田に届きそうな距離で。

必死で、必死で、ステージに手を伸ばした。

峯田の躍動するカラダが、光り輝いていたよ。

峯田が言った。

「僕はラブソングを歌う。
　だけど、同時に、全てをぶち壊してしまいたい衝動に駆られて、
　愛だとか恋だとかいってるやつに、聞かせる歌はない！とかも思う。
　一体どっちが自分なんだか、わからなくなる。

　僕は決めた。
　そのどちらも歌う。」

そして、「光」を歌った。

峯田の、銀杏の最大の魅力。
それはきっと、「愛だとか恋だとか」と「全てをぶち壊してしまいたい衝動」の共存。

だれもがきっと、その柔らかい想いと、刃物のように鋭い感情を持っている。
だから、銀杏に惹かれる。

そう思う。

最高の夜だった。

【「愛だとか恋だとか」の銀杏】

【「全てを壊してしまいたい衝動」の銀杏】

【DRF ～DIENOJI ROCK FESTIVAL BOLUME 3～】
http://music.geocities.jp/dienojirockfestival/

【今までの “LIVE IN THE LIFE！” 】
http://blog.so-net.ne.jp/yazaru-archi-b-log/2007-06-14