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生命保険という魔法の商品 ~「ただ、顧客のために考えなさい プルデンシャル―営業力の秘密」 原 年廣~ [本のある生活]

 「考えが変われば、行動が変わる。
  行動が変われば、習慣が変わる。
  習慣が変われば、性格が変わる。
  性格が変われば、人格が変わる。
  人格が変われば、人生が変わる。」


プルデンシャル生命保険のライフプランナーと呼ばれる営業たちが、
『ただ顧客のために』、 生命保険という魔法の力を持つ商品を通して、思いを伝えていく。

下手な小説よりも、心に迫る。


ただ、顧客のために考えなさい プルデンシャル―営業力の秘密

ただ、顧客のために考えなさい プルデンシャル―営業力の秘密

  • 作者: 原 年廣
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2003/12/05
  • メディア: 単行本

 「僕は、生命保険はかさのようなものだと思っています。
  独身の方がかさが必要だと思って、僕から傘を買ってくださる。
  その時に、僕が用意する傘は、その方一人が入れればよいわけです。
  そして何かあった時には、僕が傘をさしてあげればいいのです。

  結婚をしたら、二人で入れる傘が必要になります。
  その時には、大き目の傘を用意するのが僕の役目です。

  お子さんが生まれたときも同様で、
  そのつど、僕はその後家族にぴったりの大きさの傘を用意します。

  でも、傘というのは、雨が降ったときしかさしませんよね。
  雨はいつ降ってくるかわかりません。
  雨だ!と思って、パッと傘をさしたら、虫食いだらけで穴が開いていたというのでは、
  その傘は何の役にも立ちません。

  だから、僕はお客様にぴったりの傘を、いつでもさせるように柄の部分は頑丈か、
  骨はどれもしっかりしているか、張り地はどれもピンと張っているかと、
  メンテナンスしていかなければならないのです。」



 「僕は一人の人間のできることはすごく限りがあるんだということを常に意識しています。
  僕の人生の容量はコップ一杯だとします。

  僕はその中に、大きな石も入れたい、砂も入れたい、そして水も入れたいと思っています。

  コップの容量を最大限に使うには、まずは大きな石から入れ、その後に砂を押し込み、
  最後に水を注ぐという順番になりますね。

  ところが、水を先に注いでしまったりすると、
  その後に大きな石を入れようとすれば、水は間違いなく溢れ出します。

  僕にとって石は家族です。
  まずそれを一番先にコップに入れてから、砂をどう入れて、水をどう入れるかを考えるのです。

  この順番さえ間違えなければ、結構人生のコップってたくさん入るものなんだと思います。」


生命保険という商品の魅力を体感し、
その感動をお客様に伝えるべく、全身全霊をかけてお客様に向かう。

その本気の心の動きから、ドラマみたいな出来事が起きる。

真実は小説よりも奇なり。


プルデンシャルにも、生命保険にも興味なくても、
読み物として、一読の価値アリです。


【 今までの “本のある生活” 】
http://blog.so-net.ne.jp/yazaru-archi-b-log/archive/c77299

【やざるの本棚 『やざる棚』】
http://booklog.jp/users/yazataka/spine

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