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中谷美紀 in インド ~インド旅行記1 北インド編~ [本のある生活]

等身大の中谷美紀は、やっぱり少し、変わっている…。
スクリーンで輝く彼女とは、また違う彼女。

だけどなんだか、インドが似合う。

憧れのインドと、憧れの中谷美紀。
そんな2つの存在が、不思議な世界を織り成す。

そんな一冊。


インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)

インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 中谷 美紀
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 文庫


 『嫌われ松子の一生』を取り終えた直後、
 私は精魂共に尽き果て、完全に疲弊していた。


インド旅行記の始まりは、この一節から始まる。


誰もが知っている中谷美紀。
キレイなお姉さん、中谷美紀。
スクリーンの中で、麗しく微笑む中谷美紀。

誰も想像できないわな…。
彼女が「ウンコ」とか、書き綴っている姿を。


中谷美紀、この人は本当に変わってると思う。
前から、うっすら感じてはいたけど、本人の書いた文章読んで、
本当にそう思う。

そもそも、あれだけの大物女優が、
1ヶ月もの間、マネージャーも誰も連れずに、
一人インドを放浪するか???

牛のウンコだらけの町で、
バクシーシ(施し)を乞う子供達に一人囲まれ、
観光客相手にボッタクリをかけてくる土産物屋と戦う。

下手なフィクションより、面白いよ。


彼女の綴る文体は、
少し情景描写、カタカナ固有名詞の羅列が多くて、
最初はなんだかとっつきづらい。
(ヨガとかの話が多く出てくるしね。)

だけど、いつでもその言葉を綴っている主体は、中谷美紀。
なんだか、読み進めていくその行間に、
スクリーンの中以上にリアルな中谷美紀が見えてくる。

中谷美紀が好きな人然り、
インドが好きな人然り、
両方とも好きな人、それ以上に然り。

脳裏にガンガーと中谷美紀を浮かべながら、
文字の波に漂うのも心地いいのではないでしょうか?


この旅行記はとりあえず第3弾まであるようなので、
次は第2弾、「南インド編」に飛び込もうと思います。


インド旅行記〈2〉南インド編 (幻冬舎文庫)

インド旅行記〈2〉南インド編 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 中谷 美紀
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 文庫




好奇心と冒険心を触発してみては、いかが?
女の子でも(女優じゃなくても)、インド一人旅、行けますよ。。。


PS.
そういえば、フジの単発ドラマ 「ガンジス川でバタフライ」 に出てた、
インドの中谷美紀は、かっちょよかったなぁ~。。。


【 今までの “本のある生活” 】
http://blog.so-net.ne.jp/yazaru-archi-b-log/archive/c77299

【やざるの本棚 『やざる棚』】
http://booklog.jp/users/yazataka/spine

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コメント 4

こん

私も今この本読んでますよ。
やざるさんのBlog見てたら読みたくなったので(笑)
インド、いつか撮影に行きたいです。
お腹が弱い私には無理かなあと思いつつ、インド1人旅に憧れてます。
by こん (2008-04-05 19:30) 

やざる

>こんさん

おっ、いいですねぇ。
インドって、撮りたくなるもの満載な予感!

いつかインド写真、見せ合いましょう!!!

by やざる (2008-04-05 22:16) 

不思議ちゃん

はじめまして!わたしもつい最近一人でインド行ってきて、懐かしくてたまらないです・笑

インドの本で言うと妹尾河童のインドの本もかなりおもしろいですよ~ちょっと古いですが。。。読んだことあるかもですが。

またちょくちょく来たいと思います。よろしくお願いします♪
by 不思議ちゃん (2008-05-02 23:24) 

やざる

>不思議ちゃん

どもども、いらっしゃいませ!
インドが好きな人に、悪い人はいない!!!

言いすぎ?

ブログ、覗かせてもらいました。
続き、楽しみにしています!

また、遊びに来てくださいね。。。
by やざる (2008-05-03 08:21) 

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